総ビリルビンの数値は内臓の病気のサインです。

「総ビリルビン」の値は、肝臓の働きと関係があり、肝臓の働きが悪くなると値が上昇します。
「総ビリルビン」は「間接型ビリルビン」と「直接型ビリルビン」の2つの総称です。

 

@赤血球が壊れると、ヘモグロビンが分解されて「間接型ビリルビン」が血中に放出される。
A「間接型ビリルビン」が肝臓へ移動、「直接型ビリルビン」となる。
B「直接型ビリルビン」は胆汁の成分となり、肝臓から胆のう、十二指腸、小腸を経由して、腎臓や大腸へ行き、尿や便として排出される。

 

AとBは肝臓や胆のうで行われるので、肝臓や胆のうに異常があると「総ビリルビン」値は上昇します。
なので、肝臓や胆のうが病気であるかもしれません。
可能性としては、脂肪肝、肝硬変、胆のう結石などがあげられます。

 

脂肪肝は、中性脂肪が肝臓に溜まる病気です。
脂肪や糖分が多い食事や運動不足が続いていると、使われない糖分や脂肪が中性脂肪となり、肝臓に蓄えられます。アルコールを大量に摂取する人も肝臓に中性脂肪が溜まりやすくなります。血流が悪くいわゆるドロドロ血になるので、体の隅々まで酸素や栄養分を届けることができなくなります。痛みの自覚症状などはありませんが、疲れやすい、肩がこる、といった症状があります。
脂肪肝が進むと、肝硬変や肝臓がんとなることもあるので、注意が必要です。

 

 

肝硬変は、漢字のとおり肝臓が硬くなる病気です。肝細胞が硬く変化すると肝細胞としての機能はなくなるため、肝機能が落ちていきます。お酒を大量に飲む人は、肝細胞を傷つけることが多いです。肝硬変は肝細胞が修復する際に起こりやすくなります。肝硬変の症状が進むと周辺の器官にも影響が出て、食道静脈瘤や胃静脈瘤なども併発します。

 

胆のう結石は、胆のうの中に石ができてしまう病気です。胆のう結石の人のうち、23%は無自覚無症状といわれています。石が大きくなったり、移動して胆のうから出る胆汁の流れを阻害すると、黄疸、肝機能障害などをおこします。

 

「総ビリルビン」の値が異常の場合には、いろいろな病気の可能性があります。
早めに医師の診断を受けましょう。

 

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